AIR(エアー)断震システムとは建物を基礎から浮き上がらせ地震の衝撃を建物に伝えない免震装置です。
2段基礎(人工地盤と基礎)の間に空気を送り込み、地震時に建物を浮かせることで揺れから建物を守る仕組みです。
34坪の木造2階建ての建物の例ですと現状で500万円(15万円/坪)程度の工事費(参考値)が掛かりますが、地震による倒壊や不具合のリスクが格段に下がります。
このシステムのメリットは
・システムがシンプルなのでメンテナンスが楽、壊れにくい
・繰り返しの地震で基礎より上の構造躯体がほぼ揺さぶられないので建物が劣化しずらい
・大型の地震時にかなりの安心感がある
デメリットは
・費用がそれなりにかかる
・木造以外では採用できない
AIR(エアー)断震システムとは
実証実験の映像へのリンク
現在space fabricで設計中の木造の建物に導入を検討しています。