- 地震時において安全性と耐久性を建物に持たせるためspace fabricではRC造(鉄筋コンクリート造)と木造SE構法をお勧めしています。
- 木造軸組工法を選択する場合、壁倍率の簡易的な検討ではなく全棟に詳細な構造計算を行います。
耐震等級2もしくは3相当の性能を確認しながら設計を進めています。 - 防火地域の3階建てに対応した木造耐火構造にも積極的に取り組んでいます。
RC造(鉄筋コンクリート造)について
RC造は構造の堅牢性もさることながらコンクリートによる遮音性、耐火性にすぐれた構造です。
木造SE構法について
SE構法は頑丈な柱と梁で建築を支はえるラーメン構造を木造に取り入れ、さらに強さを増した構法です。 強度や品質に優れた「集成材」で出来た柱と梁を丈夫なSE金物で剛に接合することで、 構造計算プログラムで検証された強い強度の骨組みを実現します。 高い安全性を確保したまま、柱や間仕切り壁の少ない開放的な大空間を実現する構造になります。 SE構法を採用した場合は耐震等級として最上級の3グレード相当を基本としています。
SE構法とは
AIR(エアー)断震システムについて
AIR(エアー)断震システムとは建物を基礎から浮き上がらせ地震の衝撃を建物に伝えない免震装置です。
2段基礎(人工地盤と基礎)の間に空気を送り込み、地震時に建物を浮かせることで揺れから建物を守る仕組みです。
34坪の木造2階建ての建物の例ですと現状で500万円(15万円/坪)程度の工事費(参考値)が掛かりますが、地震による倒壊や不具合のリスクが格段に下がります。
AIR(エアー)断震システムとは
紹介動画①
紹介動画②
実証実験動画
エアー断震システムの実験動画
※音量にご注意ください
木造軸組工法について
全国で一般的に行われている木造の工法です。 space fabricでは木造軸組工法を選択する場合も簡易的な検討(壁倍率)ではなく、 許容応力度計算・層間変形角をはじめとした詳細な検討を行い、 耐震等級2もしくは3相当の性能を確認しながら設計を進めます。
木造耐火構造について
防火地域では重量鉄骨やRC造しか建築できないわけではありません。 近年、建築基準法に基づく個別認定により木造での耐火建築が可能になりました。 これが木造耐火構造を利用した木造耐火建築物です。 鉄骨構造や鉄筋コンクリート造よりも軽量のため基礎に負担が掛からず(杭などの費用を押さえて) コストパフォーマンスの高い建築計画が可能になります。 まだ設計可能な設計事務所は限られているかと思いますがspace fabricでは過去に複数の実績がありますので 都心部をはじめ耐火物件をご検討中または建築予定方は一度ご相談いただけたら幸いです。